古代たたら鉄づくり

内容

日本古来の歴史と伝統が受け継がれた本物の手仕事「たたら製鉄」、いにしえから続く「ものづくり」の技術と心構えが凝縮されています。そのため、次の世代にこの歴史と技術と「ものづくり」の精神を伝えるべく、奥出雲町日刀保たたら 村下 堀尾 薫 氏の指導の下、真砂砂鉄の採れる中国山地の北側で主に
稼働した方法(鉧(ケラ)押し法)で、古代たたら製鉄の下灰作業から操業、鋼のもとになる塊を取り出す鉧出しまでの作業工程を2日間に渡り体験するプログラムを開催します。

※定員に達したため受付を終了いたします(2025年4月1日更新)
※現在キャンセル待ち受付のみ、電話にてご案内をしております(先着順)。
※定員に達したためキャンセル待ち受付を終了いたします(2025年4月8日更新)

工程紹介

鉧(けら)を取り出すまでの工程を紹介。本物の「たたら製鉄」を1泊2日で体験できます!

下灰作業

薪を焚き、地面を乾燥させると共に、生木の棒(しなえ)や掛矢を使って薪を粉炭状になるまで叩く作業。

土練り、ブロック作り

築炉用の粘土を練り、ブロックを作ります。炉に使用する土は創業の成否を決める重要な役目を果たします。

築炉・炉乾燥

土を練り、炉を築きます。築炉後、火入れ当日の早朝まで薪を燃やし炉を乾燥させます。

操業

炉に砂鉄と木炭を交互に入れ、「ふいご」で風を送り砂鉄を溶かします。

けら出し

総風管を外し、長い柄のかぎで炉を崩し、鉧(けら)を取り出します。

開催日時

2025年5月10日(土)・11日(日)1泊2日(事前予約制)

※予約受付期間:4月1日(火)~4月27日(日)
※定員になり次第予約受付終了。

※作業の様子は自由に見学していただけます。

場所

ひばの里 古代たたら工房/最寄駐車場:第1駐車場

定員

20名/1泊2日

料金

一泊二日体験…有料
一般来園者…開園時間(9:30〜17:00)内であれば、観覧無料。作業の様子を自由に見学していただけます。